2017年

3月

27日

『上司の「スピーチ力」アップ講座』第7話:魅力ある話し方・伝え方

先週は

「上司のスピーチ力」第6話として

1)事前準備

2)当日準備

3)登壇中

4)終了後

の3)≪あがり症克服に向けての「登壇中」編≫

をお伝えしました。

 

第1~6話をまだの方はこちら

https://www.leaders.ac/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/

 

今週はその続きとして、登壇中に

「あがらないための工夫」

ということではありませんが、

「魅力ある話し方・伝え方」

として、私が普段どんな工夫をしているかお伝えします。

 

(1)新聞記事流

新聞を見ている方はおわかりだと思いますが、

結論、要点、内容説明の順番で書かれています。

話すときも、文章を書くときもこれを意識しています。

 

(2)結論から

人はついいろいろなことを話したくなり、

回りくどくなるときがあるので、

結論から話すように意識しています。

回りくどく話してしまいそうに感じたときは、

「 結論から言うと・・・・ 」

と、あえて言葉に出してしまいます。

 

(3)自ら楽しむ

話していることそのものを自らが楽しんでいないと、

相手も楽しくないですよね。

私はこの仕事を長く続けてわかったのですが、

人前で話すという仕事をうまくやるコツは

究極の「自己満」なのだということがわかりました(笑)

自分の満足度が高ければ、受講生の満足度も高いことに気づきました。

要するに、受講生に「学んでよかった」と言ってもらうには、

いかに自分自身が「どや!」と思えるような満足感のあるものを

提供できるかどうかが「カギ」なのだということがわかりました。

 

(4)話しの強弱

話をするときに、声の抑揚(トーン)を変えます。

話の内容にも抑揚をつけます。

本当に話したいことと、どうでもいいこと、感動する話、笑う話など。

 

(5)自己開示

話すときに相手が、

「そんなこと話してくれるの!」

と思ってもらえるような、自分自身の話をします。

それだけでなく、極力自分のことはオープンに話すようにします。

頭に浮かんだことをそのまま口に出していったほうが

臨場感が出ている感じがします。

特に失敗談はウケがいいようです。

人は「他人の不幸は蜜の味」のようです(笑)

 

(6)内容の出し惜しみをしない

相手が時間を割いて話を聴いてくれている以上、

本気で話をしなければいけないと思っているので、

出し惜しみはせずに、

できるだけオープンに何でも話すようにしています。

 

(7)堂々と話す

声が小さかったり、

おどおどしていたり、

下を向いたり、

目を泳がせたりするなど、

自信がなさそうに話すと、

同じことを話しても伝わり方が変わってしまいます。

話す内容よりも、実はこの堂々とした態度が大切です。

私は登壇中はいつも自分の中から別人格を呼び出し、

「どや!」のごとく思われるよう

舞台俳優になったつもりで演じています(笑)

 

(8)話す内容がまとまらないとき

話す内容がまとまらないときは、

箇条書きでメモを作ります。

伝え漏れがあると、後で後悔をしたり、二度手間になり

相手にも迷惑を掛けてしまうので。

また、話の内容がまとまらないと感じたときは

話しの最後に

「要するに何が言いたいかというと・・・」

と自分でまとめます。

 

(9)登壇中でもどんどん修正します。

登壇中、

話しているうちに思いついたこと、

時間調整が必要な時のページの入れ替えなど

加筆修正が起きたときは、

受講生にワークをしてもらっている最中に

登壇中でも修正をしていきます。

 

(10)数を入れて話す

この数を入れるというのには2つ意味があります。

1つは、数字を用いて話すと理解されやすいのと、説得力がでます。

もう1つは、

「その件に関しては3つの要因があると思います。

  まず1つは・・・ 」

というように、話す数を最初に告げるということです。

そうすることにより、

「2つ目は何だろう・・・」と言うように、

期待感を醸成できます。

 

(11)例え話をふんだんに盛り込む

「例えば・・・」

これは、私の口癖ですが、

できるだけ相手が身近に感じることのできる例え話を入れた方が、

理解されやすいということですね。

話し手としても、

「例えば・・」と言ってしまうことによって、

頭をフル回転させて分かりやすい例え話を頭の中へ探しに行きます。

私の場合は上手い例え話が見つからなかったときは、

「上手い例え話が見つかりませんが、要するに・・・」

と言ってごまかします(汗)

 

(12)立ち位置によって相手に与える印象が違う

神経言語プログラミング 

( Neuro-Linguistic Programming: NLP)

によると、

観客席から見て講師が左側にいると目線は左に行くので、

「問題」や「課題」に焦点がいき、緊張感が生まれるそうです。

 

観客から見て右側に講師が動くと目線が右にいくので、

「未来」や「解決」に焦点が行きます。

 

今の課題やうまくいかない問題などについて話をするときは左、

今後の明るい展開について話をするときは、舞台の右側にいくと

参加者とのラポールが生まれて、満足度が高まると言われています。

 

中央で話をすると「中立」や「安定」を意味するようです。

 

また、講師に上下の動きがあると観客の感情の変化が激しくなります。

特に下から上へ手などを動かす動作は、

「救い上げて助ける」

というメッセージになるため、

感情が高まり、信頼が増すということです。

 

長くなりそうなので続きは次回お伝えをしますね。

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