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第一章 リーダーに必要な能力とは

9.推察力

推察力というのは、何を期待しているかを感じる能力です。先見性という言い方もあります。

たとえば、経営戦略を立てる際のマーケティングがあります。一番わかりやすいマーケティングは「5W2H戦略」ですが、「お客様が物を買う」という視点に立って考えてみます。

「お客様が買いたい物は何か(What)」

 「どんな人が買いたいと思うのか(Who)

「どんな場所で買いたいと思うのか(where)」

「どんなときに買いたいと思うのか(when)」

「なんで買いたいと思うのか(Why)」

「どんな方法で買いたいと思うのか(How to)」

「いくらで買いたいと思うのか(How much)」

この5W2Hに対して、お客様が何を期待しているのかを考えていきます。そのときに必要なのは推察力です。

推察力は、ビジネスのさまざまな場面で要求される能力です。推察力があると、社員の不満が何かということも感じ取れます。なお、一般に社員の不満分子は、「良くても7:3、悪くて6:4」といわれています。この意味は、3割から4割ぐらいは不満のある社員がいたほうが、会社組織は活性化するということです。

一般にリーダーは、不満を持つ部下を敬遠しがちです。しかし、この人たちこそが、会社の問題点や改善点を指摘してくれますから、大切な人材なのです。

リーダーであれば、どの社員が何に不満を持っているのかを推察して、組織の活性化に活用すべきです。