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第二章 リーダーに必要な心がけとは

2. 言行を一致させる

リーダーであるなら、言っていることと行っていることを一致させることが求められます。有言実行―― 口で言ったことは必ず行動が伴わなければなりません。口ばっかりで行動が伴わなかったら、誰からも信頼されませんし、部下もついてきません。「生き残りのために徹底してコストを削減する」と宣言しても、自分は接待などに大金を使うという態度であったなら、部下の反発は必至です。

起業した2つの会社があり、2社とも上場するまでに発展しました。しかし、片方の会社は間もなく潰れてしまい、もう1社はいまだに伸び続けています。この差は何だったのでしょうか。

潰れた会社の社長は、つねに従業員に対して「とにかく、うちはお客様第一だ、従業員が大切だ」と言っていました。もう1社の伸びている会社の社長は、上場時に「従業員に株を持たせるなんて、もったいない。株を持って良い思いをしたかったら、君達も自分で会社を作って自分でやれ」などと言っていました。

一般には、正しいことを言っている前者が潰れ、後者が伸びているのはおかしいと思うでしょう。しかし、潰れた社長の言葉は、締麗事でした。言っていることは立派でしたが、やっていることは、自分が金持ちになり、良い家に住むというような私利私欲を満たす行動だけだったのです。日が経つにつれて本心が表れてきて、それが社員の不信に繋がり、社員がどんどん辞めていってしまったのです。

発展しているほうの会社の社長は、言っていることの良し悪しは別にして、言行は一致していました。自分の考えをはっきり従業員に伝えて、それでもついてきた社員たちがいたわけです。社員たちにしてみれば、言行一致の社長は非常にわかりやすいということもあったのではないでしょうか。

リーダーシップの根本にあるのは、「責任を持つこと」と「信頼を得ること」です。言ったことに対して責任を持つ。まずはそこから確認してみてください。

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