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第二章 リーダーに必要な心がけとは

5. 結果責任と説明責任を持つ

リーダーは、言いっぱなし、やりっぱなしでは通用しません。「こうやることに決めた」と部下に伝えたとき、あるいは結果が判明したときは、部下に対してきちんとわかるように説明する責任があります。

たとえば、制度の改革を推進しようというとき、「会社として、こうすることに決めたから」などと言うばかりでなく、なぜこの改革をするのかを説明しなければなりません。「現状はどうなのか」「現状に対して、今のままいったら、どんなマイナスが生じることが予測されるのか」「このような改革が実現したら、どんな効果が出るのか」などについて、部下にきちんと説明することです。

また、結果が出たことに対しても、「こういう結果だった」ということだけで終わらせてはいけないのです。それがよい結果なら勝因は何だったのか、悪い結果なら敗因は何だったのか、その背景にあるものは何があったのか、今後どうしていこうと思っているのか――これらを、部下たちに対して、理解できるような説明をする必要があります。

このようなとき、リーダーには説明責任が問われてくるのです。

説明するときにも、“5W2H”が役に立ちます。「いつ」「誰が」「どこで」「何を」「なぜ」「どのように」「どのくらいで」ということをもれなく伝えるのです。

5W2Hを説明しよう!

When(いつ) Who(誰が)

Where(どこで) What(何を) Why(なぜ)

How(どのように) How much(どのくらいで)

さらに、“QQCDR" という「仕事の5要素」があります。

Qは「クォリティー (quality)」(質)、次のQは「クォンティティー (quantity)」(量)、Cは「コスト (cost) 、Dは「デリヴァリー (delivery)」、 Rは「ルール (rule)」です。

たとえば、部下に仕事を指示するときは、どのくらいの量の仕事を、どんな質で、どのくらいのコストで、納期はいつで、このルールを守ってやる、という形で行うのです。

もう少し単純に言うと、「ホワイ (why)」(なぜ)、「ビコーズ(because)」(なぜなら)です。「なぜそうなったのか、その理由は何か」と、自分に問いかけます。すべてに対して「ホワイ」「ビコーズ」と問いかけていくと、頭のなかが整理でき、部下が納得できるような言葉で説明できるようになります。