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第三章 部下を育てるには

1.仕事の楽しさを部下に伝える

リーダーにとって、部下に信頼されることは大変に重要なことです。この部分がしっかりできるかできないかによって、リーダーとして成功するかしないかが決まります。

それには、まずリーダー自身が部下から見て魅力的な人間に思えることが重要です。魅力的な人間――それは、器が大きい、決断力がある、業績をあげている、面倒見がいい、といったことです。

それとともに、魅力的な人間であるためには、リーダー自身がイキイキと働き、仕事を楽しんでいなければなりません。いつも怒った顔ばかり見せたり、ため息ばかりついてつまらなそうに働いていたりするのでは、部下まで憂鬱な気分になってしまいます。

私自身、学校を卒業して新入社員になったとき、当時の上司から、「歯を磨いているときも、お風呂に入っているときも、トイレに行っているときも、酒を飲んでいるときも、頭から仕事が離れなくなったときは、良いポジションで仕事をしていられるよ」と言われました。そのときは、「そんな仕事漬けなんて、冗談じゃない」と思ったものです。しかし、2、3年後には、自分がみごとにそのような状況になっていたのです。これは、仕事の楽しさを覚えたからなのです。

経営者やリーダーといわれる人たちも、つねに頭から仕事のことが離れない状態にいるはずです。電車のなかでも「あ、今度の仕事にはあの発想を取り入れよう」、あるいはシャワーしながらも「明日は、あいつにこんな声をかけてやろう」、などと考えているのではないでしょうか。これは、仕事を楽しいと思えるからこそなのです。

全身で楽しみながら仕事をする。それは、傍から見て魅力的に輝いて見えます。

仕事を楽しんでやっている態度は、部下にもしっかり伝わります。やがて、部下もがんばって業績をあげれば大きな達成感が味わえ、それがとても楽しいことなのだということを体得していきます。

楽しみながらやる仕事なら、どんなときでもがんばれるし、多少の失敗ではくじけないものです。部下がイキイキと働く組織はとても強くなります。

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