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第三章 部下を育てるには

3. 言いたいことをうまく伝える

あるラグビーの監督が1人の選手に対して、いつも「おまえはパスが遅い」と言っていたそうです。その選手は、自分では早くパスしているつもりだったので、なぜそう言われるのかが理解できなかったそうです。その後、別の監督に代わったときに、新監督は「おまえはパスが2秒遅い」と、具体的な数字をあげて伝えました。そして、ビデオで良いパスと悪いパスの2つを並べて、スローモーションで見せたのだそうです。相手の手からボールが離れたところでビデオを止めて時間を計り、「良いパスはこれだ」。もう片方の悪いパスのビデオも同様に見せて、「おまえのパスは2秒遅れている」と説明したのです。

そのうえで、「お前は2秒だけ、このパスを早めたら必ずいい展開になる」とアドバイスしたのだそうです。その後、その選手はメキメキと腕をあげていったそうです。

部下は、リーダーの指導の仕方がうまいかどうかによって、とても変わります。指導の良し悪しは、コミュニケーションがうまいかどうかにかかっています。自分の言いたいことを、具体的に相手にわかる言葉で、さまざまな角度から理解できるように伝えることです。

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