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第三章 部下を育てるには

4. 聞き上手になる

コミュニケーションをうまくするためのスキルには、聴くこと、話すこと、自己開示、言葉以外のもの (声の調子、しぐさ、態度など)の4つがあります。これらをいずれも磨いていくことが大事ですが、なかでも相手の話を聞くことは、非常に重要な要素です。

偉大なリーダーは、例外なく聞き上手として定評があります。その代表ともいえるのが、経営の神様といわれた松下幸之助氏です。彼の聞き上手は、誰からも賞賛されてきました。どんなに忙しくても、またどんな立場の相手でも、一生懸命に話を聞くのです。自分の知っている話ですら、初めて聞いたように「ほー、それはすごい」などとあいづちを入れながら聞くのです。また、誰にでも「あんた、どないに思う?」と聞くのが口グセだったといいます。聞き上手は、質問上手、質問力があるともいえるでしよう。彼は、こうして聞き知った情報を経営に生かしていたのです。

「聞く」ということは、単に聞いているのではなく、心を入れて注意深く、「聴く」ことです。聴くことによって、自分の知らなかった情報や知識が得られるばかりでなく、相手をよく理解できるようになります。するとコミュニケーションはうまくいき、相互理解が得られるようになっていきます。

聞き上手になると、相手から「あの人は話しやすい」と好感を持たれますし、相手も話を聞いてもらえることによって潜在的な能力が引き出され、やる気になってくるものです。

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