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第三章 部下を育てるには

4.部下と上手に付き合うには

リーダーの本質が説かれているとして有名な書に孫子の「兵法」があります。この本は、今から2500年前の中国・春秋時代に、呉国の名将軍・孫武が著わした兵法のマニュアル書です。戦略論のバイブルとして、中国武将や日本の大名たちの必読書となり、諸葛孔明、武田信玄、徳川家康、そしてナポレオンなど、世界中の多くの名将の指針となりました。この本は戦術の書としてだけでなく、リーダーシップの本質が説かれているため、時代を超えて現代の経営者をはじめとするリーダーたちの指南書として、経営などに実践されています。

この本のなかに、理想的なリーダーシップの取り方の一つとして、次のような部分があります。

「卒を視ること嬰児の如し、故にこれと深谿に赴むくすべし。卒を視ること愛子の如し、故にこれと俱に死すべし。厚くして使うこと能わず、愛して令すること能わず、乱れて治むること能わざれば、譬えば驕子の若く、用うべからざるなり」

つまり、自分の兵士(部下)はかわいい赤ん坊のように扱うことだと説いています。「部下を赤ん坊のように可愛がれば、部下はそれに応えて深い渓谷のような危険なところにも一緒に行く。部下を自分の愛児のようにいつくしめば、部下は感激して一緒に死んでもくれるものだ。逆に厚遇し過ぎると生意気になって使いづらくなる。人を使うときは緩急自在にすることで、あまり愛に片寄ってもいけない」ということなのです。

部下とうまくつきあうのは難しいことですが、いくつかのポイントがあります。以下に述べてみます。

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