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第一章 リーダーに必要な能力とは

5. 説得力とマネジメント能力

会社にとっては、経営資源 (人・物・カネ・情報) を有効に活用することが土台になります。より価値の高い経営資源をいかに集め、いかに強い競争力やイノべーションを生み出していくかが、企業の行方を左右するといえます。

経営資源を集めるためには、説得力 (交渉力) が必要です。たとえば、資金を調達したいと思ったときは、資金を提供してくれそうな人に交渉し、説得しなければなりません。今後自分の会社が目指している方向を熱く語り、いかに将来性があるかを示さなければ、資金の獲得は難しくなります。

また、会社にとってどうしてもほしい人材は、へッドハンティングをしても引っ張ってくる価値があります。そのときには、相手を説得する力がなければなりません。リーダーは説得する力、交渉する力が不可欠なのです。

そのうえで、リーダーは経営資源をマネジメントしていくわけですが、そこにはさまざまな矛盾が生じてきます。たとえば、「人ありき」といわれるにもかかわらず、あるときは人を解雇しなければならなくなります。あるいは、「売上げを上げろ」と言われる反面、 「1円も経費を使うな」とか「金がないから、設備は増強しないよ」とも言われます。これは、ある意味で大きな矛盾といわざるを得ません。

とくに、会社がまだ小さくて、人・物・カネ・情報があまりないところでは、こうしたことが起こりがちです。リーダーにしてみれば、「お金があったら、こんなふうにうまくいくんだけどなあ」とか「人材が思うように集まったらできるのに」という事態に直面しがちです。

こうした矛盾が起こったときに、リーダーにはマネジメントする能力が要求されます。その部分をしっかりマネジメントして現実的に対処していく、それがリーダーの役目です。