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アイリスオーヤマがヒットを飛ばし続ける秘密

あなたの会社は、

経営幹部と現場の社員の関係は、

良好でしょうか。

と、いきなりそんなことを言われても、

すぐに判断ができないかもしれません。

 

では、例えば、

あなたの会社では以下のような問題は

起こっていないでしょうか。

・現場の社員から業務改善についての意見が上がってこない

・現場の社員から新しい製品案が出てこない

もし、当てはまるのであれば、

残念ながら、あなたの会社は、

経営層と現場が良好な関係を築けていない

と、言わざるを得ません。

なぜなら、両者が、

良好な意思疎通が図れている企業では、

改善案や製品案は自然と出てくるからです。

 

意思疎通がうまくいかない原因のひとつとしては、

あなたや経営幹部が現場の仕事を理解していない

ことが挙げられます。

つまり、あなたや経営幹部の発言や指示が、

「机上の空論」になっている可能性があるのです。

その場合、実際に態度には出さないだけで、

上からの発言や指示が出るたび、現場の社員は疲弊し、

不満を溜め込んでいきます。

実際に、この状態に気付かず、放っておいたために

あるタイミングを機に、大量に退職者が出たり、

管理職の休職者が続出したりする企業を

私は何度も見てきました・・・

 

現場の状況を良く知り、

現場の声を吸い上げる仕組みを作る。

これは、とても難しいことですが、

長期的に企業を経営し、成長させていくには、

非常に重要なことです。

 

そんな中、家庭用プラスチック製品の

製造・販売において高いシェアを持つ

アイリスオーヤマは現場の声を吸い上げる

仕組みを使って、事業を成長させています。

アイリスオーヤマの製品開発は、

自社の技術者たちが、他社製品を実際に使い、

不満点、改善点を徹底的に洗い出すところから始まります。

1つの製品につき、

100個の改善点が挙がることも普通というから、

驚きです。

そして、それらの改善点を

解決するための製品案を技術者たちが

練り上げていくのです。

その後、出来上がった案は、

毎週月曜の会議でプレゼンをし

社長を納得させることができれば、

晴れて製品化というわけです。

 

このように、アイリスオーヤマには、

現場の社員の声を上手に吸い上げ、

素早く製品に反映させる仕組みが整っています。

 

この仕組みがあることで、

アイリスオーヤマは、少ない人数でも、

これまで様々なヒット商品を生み出すことができたのです。

 

例えば、1987年発売の

プラスチック製の犬小屋。

当時、犬小屋と言えば、

ベニヤ板で作られたものが主流でした。

しかし、ベニヤ板の小屋には、

雨に弱く、すぐに壊れるばかりか、

尿のにおいもこもりやすく掃除がしにくい

というデメリットがありました。

そしてちょうどその頃、

人間にとって犬が「番犬」から「家族の一員」へと

変わりつつあったことに目をつけ、犬がより快適に過ごせる

プラスチック製の小屋を発売したのです。

この製品は、ベニヤ板に比べ、

水に強く、においも付かず、掃除も簡単ということから、

瞬く間に、爆発的なヒット商品となりました。

 

また近年では、

プラスチック製のLED電球が

ヒット商品となりました。

当時、発売されていたLED電球は、

アルミ製で重く、取り付けが不便という

デメリットを持っていました。

アイリスオーヤマは

そのデメリットに目をつけ、

プラスチック製のLED電球を発売しました。

この製品は従来のアルミ製のものと比べると、

最大50%もの軽量化を実現し、多くの主婦の悩みを

解決し、ヒット商品となりました。

 

アイリスオーヤマでは、

上記の他にもたくさんのヒット商品がありますが、

それらはすべて、現場の社員のアイデアを吸い上げ、

反映させたことで生まれたものです。

 

お客様は、製品を購入するか悩んだ時、

自身の不便をより解決してくれるような、

痒いところに手が届く商品を喜び、購入します。

そのことを考えると、アイリスオーヤマをはじめ、

現場の声をしっかりと受け止め、製品化に繋げられる企業が、

長く発展し続けるのは当然と言えます。

あなたの会社には、

現場の社員の声に耳を傾けているでしょうか。

しっかりと現場の意見を

吸い上げているでしょうか。

この仕組みを構築するだけで、

あなたの会社も、お金をかけずとも

ヒット商品を連発し、右肩上がりに

売上が上がり続ける状態を作ることができます。

今一度、ぜひ、

現場の社員への姿勢について、

考えてみてください。