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高木美帆を奮起させた兄の“ある問いかけ”とは?

今年2月に開催された冬季オリンピック。

日本選手の活躍は本当に素晴らしかったですね。

大活躍の日本勢の中でも、

特に話題になった選手と言えば・・・

冬季と夏季通じて女子選手で

史上初となる金銀銅の「3色メダル」を獲得した、

スピードスケートの高木美帆選手でしょう。

 

彼女のオリンピックデビューは、

2010年のバンクーバーオリンピック。

当時彼女はわずか15歳でしたが、

オリンピック代表選考会において、

女子1,500メートルで、堂々の優勝。

1,000メートル、3,000メートルでも3位に入り、

合計3種目で代表入りを果たしました。

 

そこから8年後。

今回のメダルラッシュです。

高木選手は、誰もが羨むような華々しい

スケート人生を歩んできたのでしょう。

 

・・・と、思いますよね。

 

しかし、彼女には、空白のオリンピックがあります。

2014年のソチオリンピックです。

彼女は、このオリンピックに出場していません。

しかも、そのときの彼女は、

怪我をしていた、体調を崩していた、

などの理由で代表落ちしたわけではありませんでした。

万全の状態で臨んだ結果の代表落ちだったのです。

 

この4年間、彼女に何が起こっていたのでしょうか。

 

2010年の初出場のバンクーバーオリンピックから、

2014年の代表落ちしたソチオリンピックまでの4年間の取り組みについて、

後に彼女はこう振り返っています。

 

「なんだかんだで(ワールドカップなど)3年間は代表に選ばれ、

『どうにかなる』みたいなところがあった」

 

どうにかなるだろう・・・

この慢心のせいで、

彼女は本番で思うような結果が出せず、

オリンピックを逃してしまったのです・・・

 

ソチオリンピック代表落ちの直後、

高木選手は、4歳上の兄から、

電話でこう問われたと言います。

「ソチに向かってやり切ったって言えるか?」と。

 

そう問われた時、高木選手は

「やり切った」

と答えることができなかったそうです。

 

そして、そう答えられなかった

情けさと悔しさに何度も涙を流したそうです。

 

そこからの4年間。

高木選手はこれまでの意識を改め、

スケートに関するすべてに

「やりきった」

と言えるよう、全力を尽くしたそうです。

 

その努力が、平昌オリンピックでの

金銀銅の「3色メダル」という

前人未到の偉業に繋がったのです。

 

あなたは、この高木選手のストーリーを読んで、

どのようなことを感じたでしょうか。

このストーリーには、

私たちのビジネスに生かせる

大切な教訓があります。

 

それは、

私たちは物事に取り組むとき、

周囲から受ける評価ではなく、

「自分自身が全力で取り組み、納得できているか」

を意識するべきだということです。

 

そうすることで、あなたは、

今以上に質の高い仕事ができるようになり、

これまでの何倍も早いスピードで

成果を出すことが出来るようになります。

 

しかし、それを分かっていても

私たちは、必要以上に周囲の評価を気にして、

悪い結果をもたらしてしまいがちです・・・

 

では、周囲の評価を気にすると、

どんな悪い結果が起こるのでしょう。

大きく分けて、3つあります。

 

まず1つ目は、

仕事の質が低下します。

その理由としては、

周囲からの評価を気にしすぎると、

評価に繋がらないと判断した場面では、

手を抜いてしまうからです。

ですが、そういった場面でこそ全力で取り組むことで、

意外なところで評価されたり、

上司や部下、同僚から信頼を得られたりします。

 

2つ目としては、

評価を気にしすぎると結果が出ない場面を恐れ、

あらゆるチャンスを逃します。

ビジネスの場面で言うと、

お客さまへの提案や上司へのプレゼンの際など、

いくら事前に練習を積んでいても、

本番では、プレッシャーに押しつぶされ、

思うような説明や説得ができないこともあるでしょう。

また、無難な仕事しかしなくなり、

結果として新しい仕事などを任されない

存在になってしまうかもしれません。

 

3つ目としては、

評価を気にしすぎると

自分自身で責任を背負わなくなることもあるでしょう。

自分の評価が下がることを極端に恐れることで、

失敗できない責任ある仕事を放棄したり、

何か失敗してしまった際に責任転嫁をしてしまうこともあると思います。

結果として、それらが自らの評価を下げることに繋がることでしょう。

 

ここまで読んであなたは

何を思いましたでしょうか。

もし、ビジネスにおいて成果を出したいとお考えであれば、

「本気で目の前の仕事に全力を出し切っているか」

ということを意識してみてください。

そうすることで、高木選手のように

いずれ、今の自分では想像することもできないような

大きな成果を手に入れることが出来るようになるでしょう。

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