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「良い割引」と「悪い割引」の差とは?

日本企業は、これまで、

その製品・サービスの質の高さについて、

世界から高い評価を受けてきました。

しかし、ここ最近、

日本の大企業を中心に、次々と不祥事が発覚し、

その評価がガタガタと崩れ落ちています。

 

昨年2017年を振り返っただけでも、

・部下に違法な残業を強制したとして上司が書類送検された

・従業員の半数に残業代が未払いだった

・性能評価や検査において不正を行っていた

・9万人以上の旅行客を抱えた旅行会社が破産した

・建設会社が作業員を水増しし架空請求を行っていた

・自動車会社で無資格者が完成車の検査を行っていた

・製品データを不正していた

などなど、

様々な悪事が明るみになりました。

 

その反面、これらの企業について、

HPを調べてみると、とても立派な

企業理念が出てきます。

「お客様のため」「従業員のため」など、

素晴らしく、立派な言葉ばかりが並んでいる

印象です。

 

「この理念をもとに日々業務を行えば、

こんな問題は起きないはず・・・」

そう思う部分もあるのですが、

企業の規模が大きくなるほど、

その理念を浸透させることは難しいのでしょう。

また、売上に対する上からの圧力も厳しく、

今回だけ、と悪事を働いてしまう

ということもあるのかもしれません。

 

あなたの会社の社員は、

いかがでしょうか。

掲げている理念を理解し、

念頭においた上で、日々の業務に

あたっているでしょうか。

 

また、社長である

あなた自身はいかがでしょうか。

忙しさのあまり、

経営理念を疎かにした行動を取ってしまっている

ということはありませんでしょうか。

 

モノが満ち足りている

成熟社会の日本において、

常に利益を出し続け、会社を存続させていくことは

とても難しいことです。

競合との競争が激しく、

つい目先の短期的な売上・利益にとらわれ、

小手先のテクニックを使いたい時もあるでしょう。

私も同じ経営者として、

その気持ちはよくわかります。

例えば、安易な割引なども、

小手先のテクニックにあたるでしょう。

新商品発売や定期購入、

回数、団体、休眠客掘り起こしなど、

割引を適用することによって、

大きな売上を得られる場合は良いでしょう。

しかし、そのような見通しもなく、

ただただ「売れるから」というだけで

割引を適用するのは、やはり安易と言わざるを得ません。

割引を適用しすぎると、

お客様が割引に慣れ、

定価で購入してくれなくなります。

割引されるまで買い控えよう

と考える人が増え、客単価が下がるだけでなく、

あなたの会社の姿勢に共感し、

正規の値段で購入しようとするお客様が

あなたのもとから離れてしまいます。

また、その一方で、

自社の製品・サービスの価値をしっかりと伝え、

定価で売っていく努力をすれば、多少の時間はかかっても、

あなたの会社には優良顧客が増えていきます。

 

あなたの会社には、

こんな形で社会に貢献したいという

売上・利益以外での経営指針があるはずです。

もし会社全体が、経営理念に沿って

事業を進められていないのならば、

このタイミングで、再度経営理念を確認し、

今後の方針を考え直してみてはいかがでしょうか。

経営理念を見直した上で、

事業戦略を再考することにより、

お金をかけずとも、売上が何倍にもなる

ということも十分にあるでしょう。

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